フットサルコートを作る(施工)、オープン準備をする

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フットサル
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フットサルコートを作る為に必要な施工業者が決定しましたら次は、施工の予定スケジュールを元に大切なオープン日を決定致します。

今回は、オープンに向けた準備を軸に説明致します。

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①フットサルコートで提供するサービスの検討

ここまで進んでくるとどんな人に対して、どのような事を提供するのかは漠然と考えていると思います。

以下はフットサルコートで行われるサービスの種類です。

  • サッカー・フットサルスクール
  • 個人参加フットサル
  • 個人参加クリニック
  • フットサル大会
  • レンタルコート
  • レンタル備品の貸し出し
  • グッズ等の販売

この様なサービスはどこも行っている事であり、サービスの種類で競合他社と差別化を図るのは、よっぽどハードの設備や、利便性で優れていなければ難しいです。

問題はサービスの中身です。サービスの中身で他社と差別化を図る事ができれば、フットサルコートの収益を安定させる事が出来ます。
それでは各サービスについて詳しく説明致します。

サッカー・フットサルスクール

フットサルコートの運営においてサッカースクールは平日15時くらいから19時頃までのフットサルコートのデッドタイムを稼働させ収益化することができる非常に大切なプログラムです。

年々サッカースクールやフットサルスクールは増加傾向にあり、より特色のあるスクール展開が進んでいます。

その理由は様々で、単純にサッカー人気が高まりにより競技人口の増加はありますが、一つ上げるとすると、サッカースクールは活動場所とコーチがいれば始められる参入障壁の低いビジネスであるが、月謝制の収入が安定した経営基盤を作れる可能性があるからです。
今流行りのサブスクリプションと同じような形です。

まずはフットサルコートを作る際にはサッカースクール、フットサルスクールなどのスクールを自社で行うのか?他社に委託しコート代を稼ぐのか、ここは大きなポイントで、簡単に言うと、自社運営はハイリスク(人件費)、ハイリターン、他社委託はローリスク、ローリターンであります。どちらを選択するのか?

ほとんどのフットサルコートではサッカースクールが行われていますが、自社で指導者を抱えて自前でやるのか、他社にコートだけ貸して委託するのかで、想定される売上や、コストが大幅に変わります。

また事務所での管理体制にも大きな影響があります。
サッカースクールを外部に委託してコートを貸し出す際は基本的にはコート貸しだけなので、
事務作業の負担はありません。

サッカースクールを自社で行う場合は下記のような事務作業が必要となります。

  • 会員情報・出欠管理(システム導入をする場合が多い)
  • 集客(HPの運営・SNS・販促物の作成・広告の運用等)
  • 年間スケジュール、規約・概要の作成
  • 各種変更届の作成(コース変更・曜日変更・休会・退会)
  • 新年度のクラス編成
  • フロント・電話対応
  • 備品購入・管理
  • 各種郵送物の作成
  • その他

今説明したように自社でやるか、他社でやるかで収益・事務作業の負荷等が全く変わってきます。
サッカースクール・フットサルスクールを自社で行うためにフットサルコートを作るところもあり、フットサルコート立ち上げの理由という部分も関わってきますが、サービス展開方法を慎重に考えてみましょう。

個人参加フットサル

個人参加フットサルは2005年くらいから主流となってきました。
個人の消費の需要が社会的にも色濃くなってきたのと同じように、フットサルはチームや仲間で集まってやるものというイメージから個人でも出来るというサービスが生まれ定着しました。

それが個人参加フットサルです。
当日集まった個人参加の型でチームを作り、フットサルのゲームを行なっていきます。
自分の都合で参加でき、わざわざ10人集めなくても1人で参加すればフットサルができてしまうので大人気となっています。

中には週3-4日参加するお客様もいて、スポーツジム感覚で通って汗を流す方もいます。

個人参加フットサルはレンタルコートで稼働しなかった時間を稼働させてくれるサービスとなります。定期的に行う個サル(同じ曜日・同じ時間・同じプログラム)と不定期で行う個サルがありますが、不定期はコートに空きがある場合に設置して開催するので、人が集まれば0円だった収益が集まった分だけの収益となりますので運営側としては貴重なプログラムです。

今の時代のフットサルコートは個人参加フットサルの成功が肝です。

個人参加の方はチーム単位のお客様と違い1人で来ているので、周りの方とコミュニケーションを取る傾向にあります。スタッフともコミュニケーションを取ってくれるのでお客様同士が仲良くなったり、スタッフと仲良くなったり、フットサルコート 自体を明るくしてくれます

そのような個人のお客様はイベントへの参加も行なってくる傾向が高く、また困っている時に助けてくれる事もあるので個人参加フットサルはそういった意味でも大切です。

筆者は12年間で個人参加フットサルを1200回以上行なって来ました。
その日、その日で参加する方が変わる為運営が難しい部分がありますが、オススメの運営方法を下記にまとめていますのでぜひご覧ください。

個人参加クリニック

クリニックはサッカー・フットサルを指導してくれるコーチがいて、練習するというプログラムです。主に女性や初心者が対象となる事が多いです。

個人参加クリニックは行なっている場所もありますが、そうでない場所も多々あります。

筆者が運営するフットサルコートも月に1回やるかやらないか程度の開催頻度でした。

まず行うためには指導者が絶対に必要で、レッスンのメニューを考える必要があり個人参加フットサルよりも手間がかかります。かといって参加費用を高くしすぎると集まりにくいのも事実です。

初心者クリニックと謳っても、レベル差があり、またレッスンメニューの好き・嫌いがあるなど、
開催する側は需要に応える事が大変です。

ただ、筆者の経験で言うと、午前中に行うママさんフットサルなどは参加費は安くなりますが、
コミュニティを形成して頂けたり、口コミを広げてくれたり、子供をサッカースクールに通わせてくれたりなど、副次的な効果があったりもします。

クリニックでコミュニケーションが取れるので、お子様も長くスクールに通ってくれたり、兄弟を通わせてくれたり、所属するチームの指導派遣に呼んでくれたりなどもありました。

クリニックを委託する場合もありますが、出来るのであれば平日の午前中に自社で行う事をオススメいたします。

フットサル大会

フットサルが流行りだした2005年くらいにはフットサル大会は大人気のプログラムで行えば人は来る!という時代でした。多くのフットサルコートが土日はフットサル大会を開催し、大きな収益をあげていました。

ただ現在はフットサル大会の需要は昔ほどはありません。
都心でもフットサル大会を開催しても中止になる・・・ということも頻繁に起きています。

フットサル大会もまだ行なっているところもありますが、ソサイチの人気もあり、
ソサイチの大会にシフトしたりという業者も出て来ています。

フットサル大会の運営で一番頭を悩ませるのはレベルの棲み分けができるかです。
レベルに応じてビギナー・スーパービギナー・ウルトラビギナーなどのカテゴリがあり、
チーム内に経験者が何人で・・・などの規定がありますが、それが守られないで参加するチームがあります。

そうなるとレベル差が生まれ、大量失点で負けるチームが出て来ます。
勝ったチームも物足りない、負けたチームも物足りないという事が起きてリピート参加は無くなってしまい、新規のチームの集客に終われますがそう上手くは行きません。

レベルを均一化させるために色々な規定を付けたり、カテゴリを分けたりすると初期の段階ではチームが集まらなく中止の嵐になる傾向があります。

そうなるとあそこのフットサル大会はいつも中止になるというイメージが定着して予約が伸びなくなります。では規定をゆるくすると先ほど説明した誰も楽しめないという状況になりえます。

その為現在ではフットサルコート運営企業はほとんどがフットサル大会業者に委託してフットサル大会を行なっている傾向にあります。

レンタルコート

レンタルコートはフットサルコート 運営でとても大切なサービスとなります。

なぜなら人がかからなく、特別な知識や技術を必要としないので、アルバイトスタッフでもしっかりと対応する事が出来ます

また、レンタルコートの貸出中は事務作業を行う事が出来るので、レンタルコートが稼働すると安定した収益もあげられますし、スタッフの事務作業の時間を作ることも可能となります。

ただしレンタルコートの稼働は立地条件に大きく左右されます。筆者も都内中のフットサルコートの稼働状況を確認しましたが、やはり都心に近い、駅から近いアクセスの良いフットサルコートが稼働しています。

また、屋外・屋内であれば確実に屋内の方が好まれます。

レンタルコートではキャンペーンで値引きをしたりなどを行なっても既存のお客様は利用しますが、新規のお客様はほとんど反応しません。

要はチームの幹事からすると、みんなが集まりやすい駅周辺(エリア)、駅から近くて便利な場所にある、出来れば屋内コート、コートサイズなどのハード面での検討、その後に価格やキャンセル規定などの細かい部分を考えます。

やはりハード面が先に判断基準となる為、いくら割引しても、そこアクセス悪いからやめよう。になってしまい効果は薄くなります。

レンタルコートが稼働しないと個人参加フットサルなどでコートを稼働させなければ収益が生まれない状況となりますが、人がかかる為コストは上がります。

選択肢はレンタルコートの稼働が見込める場所に出店する、それが難しければ個人参加フットサル等でコートを稼働させる。コストがかかるのでアルバイトを育てる研修・教育が肝になります。
アクセス悪いけどあそこの個人参加フットサルは楽しい!そう思わせるサービスを作るには人材の教育が欠かせません。

レンタル備品の貸し出し・グッズの販売

レンタル備品はフットサルコートの利用人数に比例して収益増になります。
基本的には以下のレンタル備品を用意しておきましょう。

  • レンタルシューズ(各種サイズ)
  • レンタルウェア(各種サイズ)
  • レンタルパンツ(各種サイズ)
  • レンタルピステ上下(秋・冬のみ、各種サイズ)
  • レンタルソックス(各種サイズ)
  • レンタルレガース
  • レンタルタオル
  • レンタルボール(無料貸し出し)
  • レンタルビブス(無料貸し出し)
  • レンタルタイマー(無料貸し出し)

また、筆者が行なったサービスの中で喜ばれたものとして、更衣室にビニール袋を用意しました。
濡れた下着やウェア・タオルなどをバックにそのまま入れると汚れてしまうので、それにように用意したところお喜びの声を多数頂きました。

コストはかかりますが、お客様に喜ばれる施設を目指す為に一貫して取り組み続けました。

②フットサルコートのサービスを考える時に必要な事

ここまでサービスの種類やその詳細についてご説明させて頂きましたが、実際にサービスを考える時には何をどのように考えればいいのか?わからなかったり、不安になったりすると思います。

下記ではフットサルコートの経営を5W2Hで説明しています。サービスを考える時にも役立つ情報がありますのでぜひご覧ください。

  • いつやるか?
  • どこでやるか?
  • 誰がやるか?
  • 何をやるか?
  • なぜやるのか?
  • どのように、いくらでやるのか?
業界歴12年、5W2Hでフットサルコートの経営について語ります。
フットサルコートの経営について5W2Hで纏めてみました。業界に12年いたからこそわかる、ビジネスの経験・体験談を元にしており、生きた情報を纏めました。フットサルコート経営に興味のある方は是非一読下さい!

➂収益シュミレーション

サーブス内容とサービスの提供方法(価格等)が決定したところで、一度収益のシュミレーションを行なってみましょう。

収益シュミレーションを行なった際に、実際厳しい数字になり練り直す(価格を見直したり)必要が出て来たりします。

  • 平日デイタイム・平日ナイトタイム・土日毎のコート稼働予測
  • 定期で行う個人参加フットサルの参加率予測
  • サッカースクールの会員数予測
  • レンタル備品・グッズ収益の予測

上記の予測を立てれば、実際に金額(売り上げ)の計算を行う事が出来ます。
ランニングで発生する費用も予測して収益の予測を立てましょう。

また実際に予測を立てる際には低めの予測を立てるようにしましょう。
そして最悪の自体も考えて、予測より下回った場合のバックアッププランも用意しておくと安心です。例えば個人参加フットサルの増設、スクールのクラス数の増設、定期利用チーム獲得プラン等。

最後に、初めてフットサルコートをオープンさせる時には、フットサルコート運営経験がある人に詳細を確認することをお勧めいたします。

筆者は特になんの知識も無いまま運営をスタートし、数多く失敗をしてきました。
実際にはじめに相談しておけばこのような失敗は回避できたと言うことも多々あります。

フットサルコートは箱型ビジネスです。上限が決まっている稼働時間数の中で、箱の中で何をやってどのように収益をあげるか、シンプルですが、上限が決まっている分一つのミスが経営に大きなダメージを与えることもあります。

立ち上げ時は出来る限り情報を集め、慎重にサービス内容を検討していきましょう。

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