この記事はサッカー・フットサル経験者である程度審判が出来る人に向けた、今話題の副業における個人参加フットサルの可能性について書きます。
- 個人参加フットサルの収益モデルはシンプル
- 個人参加フットサルを副業にする方法とその種類
- ①自分で個人参加フットサルを開催するパターン
- ②人は開催場所のフットサルコート運営会社が集めて、仕切りを担当する
- 最後に
個人参加フットサルはご存知でしょうか?
もしわからない方がいれば、下記の記事を見て頂くと需要や内容がおわかりいただけるかと思います。

個人参加フットサルの収益モデルはシンプル
※下記は粗利が出るように多少コート代を相場よりも安くしています。
《売上例》
参加費:1,000円 × 参加人数:15名/20名 = 15,000円
《支出例》
コート代:6,000(1時間) × 時間:2時間 = 12,000円
《粗利》
3,000円
粗利を上げる為には、
参加費を高くするのか、参加率を高くするのか、コート代を安くするのか
この3つとなります。
個人参加フットサルを副業にする方法とその種類
大きく分けて2つの種類が考えれられます。
①自分でコートを借りて人を集めて行う
②人は開催場所のフットサルコート運営会社が集めて、仕切りを担当する
①自分で個人参加フットサルを開催するパターン
結論から申しますと①は筆者はおススメ致しません。
まず個人参加フットサルにおいて自分でコートを借りるというのはリスクが大きいです。
例えば2時間で20,000円のフットサルコート(相場)を1面で予約して、
1人1,000円の個人参加フットサルを定員の20名集めた場合、
売上は20,000になり利益は0となります。また、1人でも定員割れするとマイナスとなります。
では1人1,500円で20名参加と考えると利益(粗利)は10,000円となりますが、
副業で1人1,500円の個人参加フットサルに20名の人を集めるのは初期ではハードルが高いです。
筆者も12年間個人参加フットサルを運営しておりますが、個人参加フットサルの参加率は全体で96%-98%です。この水準に持って行くためには急なキャンセルが出た時にも、
キャンセル待ちしている人が複数人いて、電話をすれば参加が決定する流れが構築されているからです。
上記から考えても参加率100%はまずない(数年頑張れば出来るかも)ので、
利益を出す為には1人の参加料金を高くするか、コート代を下げなくてはいけません。
1人の参加料金を高くするためには、中止が無く安定した個人参加フットサルを開催出来ていたり、人が集まるような運営方法を考えなくてはいけません。
副業で行うには少し荷が重い気がします。
ではコート代を下げよう。フットサルコートに相談してみようとなります。
確かにフットサルコート運営側からすると空いているコートは1円にもならないので少しでも稼働率を上げるためにコートを安く提供してくれるところもあります。
ただ集客力の高い立地の良いフットサルコートはそもそもコートの空きが少ない為、あまり困っていないので入り込む余地が無かったり、
コートを借りれたとしてもコート代が高いので、参加率を上げるか、料金を上げて開催するしか粗利は取れません。
では少しアクセスが悪くコートが空いているフットサルコートを借りれば、
コート料金を下げてくれるのでは無いか・・と思うと思います。
これはその通りコート料金を下げてくれる可能性は非常に高いですが、
定期的にコートを借りる(例えば週1回等)前提の事が多いです。
人が集まる、集まらないの前に、
副業で行うには“定期的に”という時間に縛られる仕事はあまり向いていないのではないでしょうか?
②人は開催場所のフットサルコート運営会社が集めて、仕切りを担当する
それでは筆者がおススメする②を説明します。
前述した通り、フットサルコート運営側としては空いているコートは1円にもなりません。その為少しでもコートの稼働率を上げて収益化したいという本音があります。
そこで考えられる事として、
個人参加フットサルを増設しよう、今やっていない時間・曜日でやってみたいという事になります。
ただ人手が足りない。というのがほとんどのフットサルコートで起きている現象ではないでしょうか。
筆者の運営するフットサルコートでも、誰か個人参加フットサルの仕切りをやってくれるような企業・個人がいないかな?と考え、個人の方2名に各個人参加フットサルを仕切って頂き、集客はコート側で行っています。
ここが狙いめです。コート側は顧客を持っていたり認知されているので、自分で集客するより圧倒的に人を集客できる可能性がございますので、後は自分が仕切りを担当するだけです。
それではいくら稼げるのか?
筆者は仕切りを担当して頂いている方と売り上げを50%と50%にお互いの取り分を分けています。
全てキャンセル待ちが発生するような状態なので、
その方は週に1回 4時間個サルを回るだけで、7万円の収益を得ています。
時給4,375円です。
初めから定員が埋まる事は無かったとしても、マージン設定にして取り分が50% 50%だとすればマイナスになる事は無く、マージン設定にする事でお互い協力体制を作り、参加人数を増やしていく関係性で出来ます。
フットサルコートの中には集客をちゃんとやってくれないなど、あるかもしれないので、商談の際にしっかりと協力関係を築くことが出来そうか、判断する事が大切です。
デメリットとしては、
マージン設定が出来たけども、人が全く集まらないパターンです。
実働で働いているのに、全然もらえない・・・という事が起きるので、
まずは双方にトライアルとして数回開催してみて様子を見てから本契約に移った方が宜しいかと思います。
そこで重要を確認したり、お客様の声を聞いたりしながら、開催時間を微調整したり、料金や個人参加フットサルの内容を変えてみたりする事で成功に近づくと思われます。
最後に
フットサルコートと連携すると普通に時給で働くよりもお金を稼ぐことが出来るかもしれません。ただ成功が約束されているわけではないので、副業ですがしっかりと成功させる強い気持ちが無ければお客様には選ばれないので、そこは是非自分の熱意を再度確認してみてはいかがでしょうか?
それでは。
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